悲しいお別れ


先週の土曜日、本校教員の田川絵美子先生がお亡くなりになりました。

52歳でした。

半年ほど治療に集中され、回復に向かっていると伺っていた矢先でした。

「肝っ玉かあちゃん」 そんなドンとした雰囲気を持った素晴らしい先生でした。

私個人も田川先生とは数々の思い出があります。

その中でも、やはり女子バレー部の立ち上げの時の二人で奔走した思い出が一番心に残っています。

まだ創成館に中学校があった頃、先代理事長の命を受け、田川先生と私でいろんな小学校を廻り、少しでもお話しを聞いてくださるという家庭があれば、夜の夜中でも二人で車を飛ばしました。

間食としてコンビ二のフライドポテトを食べる私に「そんなの食べてたら絶対将来太りますよ!」といつも怒られていました。

田川先生、ゴメン。忠告聞かなかったら、やっぱり太っちゃったよ・・・。

結果、中学部閉校最後の年は、たった6人で九州チャンピオンになりました。

とてもお酒が大好きだった田川先生。いっつも職員室や廊下では、「こんな店がある。いつか飲みに行きましょう。」って言ってたのに。

ちくしょう。行っときゃ良かった!

田川先生。 俺もいつかはそっちに行くんだけど、ちょっと時間がかかりそう。お願いがあるんだけど、いい飲み屋を開拓しててもらえないかな。また楽しいお酒飲みましょうよ。

田川先生。 クラスや女子バレー部の奴らの事は任せといて下さい。先生の事だからすごく気にしてると思う。亡くなる前日に、教え子にメール返信してるくらいだから。でも、大丈夫ですからね。ちゃんと、責任もって面倒みますから。

田川先生。 俺の中では、創成館がこの世にある限り、田川先生は永遠に俺たちの仲間だよ。この夏、もし野球部が甲子園に初出場したら、ちゃんと田川先生も連れて行くから心配しないで下さい。いつも野球部の事も気にしてたもんね。

田川先生。 今まで本当にありがとうございました。助けてもらってばかりでした。不甲斐無い理事長・校長でごめんなさい。でも、次に田川先生に会う時、「見てましたよ。よく頑張りましたね。」って言われるように頑張ります。

田川先生。 また必ず会いましょうね。

合掌