校長としての役目

先日、齢90歳の母から、

「アンタまたTVに映っとったけど、いつまであがん騒ぐとね。歳ば考えんば倒るっよ」

と、心配の電話がかかってきました。

母さん、申し訳ないがこれが俺のスタイルなんだよ。

昔の創成館は何だかどこか無気力で、勝っても負けても投げやりな感じで・・・

俺は、それが凄くイヤでさ。

勝ったら皆で喜べる、負けたら皆で悔しがる学校にしたかった。

それには、俺がピエロになってでもバカ騒ぎするリーダーにならなくちゃいけなかった。

それがだんだん自分自身のスタイルになって、こうなっちゃった。

確かに、歳を重ねると共に体はきつくなるけど、このスタイル嫌いじゃないんだよね。

周りからはよく冷ややかに見られたり、バカにされるけど、俺なりに「校長の役目」を果たしてるつもり。

創成館の部活は人数が多いから、試合に出れる選手もいれば、出れない選手もいるんだよ。

出れない選手は応援にまわるんだよ。

他の学校に行ってたら、間違いなくレギュラーになれる才能あふれる子たちだよ。

だから、試合に出れない子たちの近くにいて、一緒に声張り上げて応援するの。

プレーしている選手の為だけでなく、応援している子供たちの役に立てるように。

校長の役目って、上手く言えないけど、そんな事じゃないかな。

ということで、母さん、諦めてくれ。

と言って、電話を切りました(^_^)v