今の日本の教育には「背骨」が必要。

日本は元々礼節や礼儀を重んじる国でした。

しかしいつからか、そういった事が軽んじられ、常識を知らない日本人が増えてしまいました。

これが、今の日本の経済や治安の悪さに表れていると思います。

先日、県外の中学校の先生をしている友人と食事をする機会がありました。

彼は、生徒を指導しようにも指導できない現在の学校に失望していました。

授業中騒ぐ、立ち回るのは当たり前で、学校からいなくなるのは日常茶飯事。

その度に、授業を自習にして、先生たちで探し回る。

親を呼んでも、謝罪の言葉どころか、学校の管理体制をきつく問われる。

「両手両足を縛られた状態で、どうやって指導すればいいんだ」

友人は、目に涙を浮かべて私に訴えました。

「政治家、文部科学省、教育委員会は、もっと教育困難校を視察に行くべきだ」

私は、昔からこれを言っています。

「スーパー何とかスクール」もいいですが、今、日本の教育現場の先生たちが陥っている苦しい現状を直接見るべきです。

一時、創成館もそういう時期があったので、その苦しい現場の気持ちは分かります。

挨拶や礼儀礼節は、日本人の、いや人間として持っておかなければならない大事な常識です。

もし、子供がそれを軽んじた行動をした時には、しっかりと怒らなければなりません。

これが、家庭と学校で出来てこそ、子供は育ち、また元気な日本を取り戻せるのだと思います。

創成館も、全校朝礼の時に「あいさつ指導」を行います。

教育現場も頑張りますが、日本の教育に背骨を入れなおすのは、国の責任です!