「何苦礎」


みなさん、このタイトルの漢字 「何苦礎」 って読めます?

もちろん造語なんですが、「なにくそ」と読むそうです。

この造語を作ったのは、メジャーリーグのセントルイス・カーディナルズで活躍する田口壮選手です。みなさんもご存知のように、今年のワールドシリーズのチャンピオンになり、シリーズ中も大活躍した選手ですね。

この田口選手、今まで順風満帆に歩んできたわけではありません。日本のオリックス・ブルーウェーブにドラフト1位で入団するも、同じ年、ドラフト4位で入団してきた、あのイチローに脚光を奪われてしまいます。

メジャーに挑戦した時、誰もが「無理だろう。」と思ったそうです。案の定、開幕前にマイナーに落ち、地味な環境に身を置く事になりました。しかし、田口選手は努力を続け、36歳の今年、イチローも松井も手にしていない、ワールド・チャンピオンの称号を手に入れました。

さて、「何苦礎」のことですが、田口選手が言われていたのは、「何でも、苦労が、基礎になる。」という考えからこの言葉を思いついたそうです。苦労に負けず、なにくそ!!とがんばる田口選手も素敵ですが、「苦労が基礎になる」と考える、「謙虚な姿勢」がとても立派だと思いました。この「謙虚さ」が、大きなタイトルを田口選手にもたらしたのでしょうね。